減築リフォームで新しい親孝行の形

母さん、無理しているんじゃない?そう言って息子が電話してきた。そんな事していないし、一緒に住んでくれるなんてありがたいと思っているよ。そんな会話をしてその日は終わった。

分からないかと思ったら、案外敏感なのね。お父さんと子供達と共に過ごしてきたここを建て替えて住む事に、なんか違和感を感じてしまって・・。

かといって、このままあの家族をここに呼び寄せることはできないし、そんな風に考えていたらまた電話のベルが鳴った。あっ、俺!減築リフォームしようか?

何その減築リフォームって?親父の思い出のつまった書斎を、そのままお袋の部屋にするよ。家の真ん中の部分を削って中庭造って、そこに好きな花を植えればいい。そうすれば、南側の庭もそのまま残せるだろ。

それでいいのかい?いろいろ調べてみたんだけど、減築リフォームの方が金もかからなそうだしさ。私の事ばっかり考えて大丈夫かい?いや、でも、それ言ったらあいつも了解したぜ。

何よりみんなで気持ちよく住めるのがいいって!なっ減築リフォームで進めるぜ、いいだろ?ありがとう。